和歌山県下初
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私は20歳のとき、オーストラリアのシドニーへと渡航しました。一ヶ月間という短い滞在期間でしたが、英語力の上達はもちろんのこと、現地での生活は素晴らしいものでした。
一ヶ月間私はACEという語学学校に通い、学校からバスで20分の場所でホームステイをしました。ずっと実家暮らしをしていた私にとって、ホームステイはとてもよい経験でした。出会ったばかりの人と家族として生活することが難しく感じることもありましたが、本当に心あたたかく接してくれ、楽しく過ごすことができました。
私のホストファミリーは40歳の一人暮らしの女性でした。子供の頃にスウェーデンから移住してきた方で、自分の経験を生かし、私の英語の勉強の手助けをいつもしてくれることが、印象的でした。お料理をしているときも、テレビを見ているときも、すぐに「今なんて言ったか分かる?」と聞いてくれたものでした。
もうひとつ嬉しかったのは、日本人の私に合わせて家の中で履くスリッパを二人おそろいで買ってきてくれたことです。私用にSサイズを、ママ用にはLサイズを(笑)。
たった一ヶ月のことなのに、すごく大切にしてくれているなあと実感した出来事でした。
あとは、なんと言っても現地での人々の出会いです。
仕事をやめてきている人、子供が大きくなったからといってきている人、定年後にきている人など、本当にいろいろな人が来ていて、驚きました。
そんな人たちとの出会いで私が一番感銘を受けたのは、そのパワーです。オーストラリアでの限られた時間をいかに意味のあるものにできるか、ということに情熱を燃やす姿がとても勉強になるなあ、と思ったことを覚えています。
幼稚園でボランティアをするために毎日電話帳を片手に、電話をかけまくる人や、日本語教師アシスタントのボランティアを見つけるために精力的に活動する人(二人とも、英語はそんなに話せないんですよ。そこがまたすごいんです!)。
外国の人に比べて日本人はなんとなくのんびりしていると感じる、などという話を聞いたりもしますが、とんでもない!ここにいる日本人はすごいなあ、パワフルだなあ、見習わなくてわ!と日々感じていたのでした。
私がまだ20歳で学生だったことも多少は関係があるかもしれませんが・・・しかし逆を言えば、20歳で行ったからこそ感じた感銘ではなかったか、と思います。
自分の力の限界に挑戦する、いえ限界を感じさせないその姿は、私のその後の生き方に大きな影響を与えています。
今の自分にはこれだけしかできないという風には思わない。あきらめない。どんどん前進していく。私の今の根底にある考えですが、シドニーで出会った多くの人から学んだことです。
留学は語学力を伸ばし、かつ自分の人間力をも伸ばすことができる素晴らしい機会だと思います。
限られた時間、後悔のないように前進あるのみ!